今年は昨年よりも希望者が多く
9月は2回の乗船前実技研修を予定しております。
今回はその1回目!
ブログで漁船漁業をPRし始めてから7年目に突入しております。
数年前は、「今は応募者が多くとも、必ず停滞期は来る。」「こんなに多くの応募が何年も続くはずがない!」
と言われた事もあり、私自信もいつかは来るだろうと思っていたのですが
なかなか停滞期が来ませんね(笑)
こんなにも多くの若者が海へロマンを感じていたんだと嬉しく思っております。
今回、気仙沼入りしたのは東京都出身のKくん(20歳)
このままの自分ではいけないと頑張っては諦め、頑張っては諦めの連続で
最後には何事にもしらけた時間を過ごしてきた彼。
こんな環境の人は、彼だけじゃなく
とても多いように思います。
そこで見つけた遠洋まぐろ漁船の漁船員という過酷極まりない職業。
過酷な状況に敢えて飛び込み、とにかく納得できる自分を見出そうともがく青年が
出港前に気仙沼入りし、乗船前の実技研修に取り組みます。
いつものように気仙沼海上保安署の担当官からの講話です。
海の怖さと、救命胴衣の必要性をみっちりと教えていただきます。
続いては東北運輸局気仙沼海事事務所の担当官より海技士の資格制度等の講話をいただきます。
30分ずつの講話が終わると、実技の研修に入ります。
長きに渡り遠洋マグロ延縄漁船の総指揮官(漁労長)として活躍した講師から
基礎の基礎から学びます。
工具を使いながらロープワークを学んでいきますが
彼の手はまだ柔らかいので、すぐに傷だらけとなり
手は絆創膏で埋め尽くされます。
でも、この過程を通過しないと
男らしい漁師っぽい手にはならないんですよね。
続いては、枝縄の巻き取り練習
基本的に機械で円形に巻き取るのだけど、安全のため最後の数メートルは手で巻き取って収納するんです。
ベテランの漁師さんはチョチョイのチョイってやってのけるんですが
素人には結構難しい。
キレイな輪にならないんです。
ダイナミックな操業もこんな地味な作業が始るんですね。
最後は「玉網」の練習。
これですね。
沈まないはずの浮き球が、時化の時には沈んでしまい
なかなか浮いてこないんだそうです。
ところが、ロープでこのように覆ってやると
どんな時化でも沈むことがないんだそうです。
昔の人の経験からくる技術って凄いですね。
これも素人には難しく
なかなかキレイにできません。
地味な練習が続いていきます。
5日間に渡る訓練も終了となりました。
いったん東京に帰り、すぐさま乗船に向けての準備に入ります。
次に会うときには、一皮むけた好青年となっていることを願うばかり。
船に乗ると決めてから、乗船するまでのスピード感に圧倒されていた感がありますが
これは自分で決めた道。
諦めずに精進してほしい。
辛いことは幾つもあるだろうけど、壁がいくつもいくつも現れるだろうけど
信じていけば、必ず乗り越えられる。
乗り越えた壁の向こう側の景色は、必ずあなたを変えてくれるはずです。
私が手伝えるのはここまで。
ここからがあなたの道のスタートです。
この道が本当の自分を取り戻す道だ!
今までだって越えてこれたんだ。
涙を拭いて、これからじゃないか
もう大丈夫、きっと全てはうまくいく
安室奈美恵(Get Myself Back歌詞)
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