8月後半に2人の新規乗船希望者の面談を行うことが出来ました。
1人は長野県出身の19歳の青年で遠洋カツオ一本釣り漁船志望なので
面談は気仙沼で行わず、船を繋船している焼津港での面談を行いました。
この面談につきましては同伴できませんでしたが、内定をいただくことが出来ました!!
彼は長野県出身なのですが、私のブログを読んで漁業就業支援フェア(大阪会場)に参加することを知り
わざわざ駆けつけ、私に会いに来てくれたのです。
「何から何まで本当にありがとうございます」
「吉田さんのお陰で内定をいただけました」
「精一杯頑張ります!」
と少年からLINEが送られてきました。
私はこの言葉を信じて、しっかり応援していこうと思います。
その2日後
平成30年3月に気仙沼向洋高校を卒業し、すぐさま海の男になった少年が半年航海を終えて
気仙沼に帰港してきました。
朝焼けの残る午前6時半に気仙沼港に到着。
つい最近まで高校生だった少年が帰って来るのを待ちます。
朝7時、予定通りに港に入ってきた真っ白な漁船。
ゆっくりゆっくり入港してきました。
反対岸ギリギリで入港し、一気に旋回して我々の待つ岸壁へ船首を向けてきました。
どんな気持ちでしょうね〜〜
「やっと帰ってきた〜〜〜!!!!」ただそれだけでしょうね(笑)
画像中央には、小さくですが初乗船を果たした彼が写っていますよ♪
本当にご苦労様でした!!!
技術的な面はまだまだのようですが
本人に感想を聞いたところ「楽しかったですよ!」と言ってくれたのが救い。
次の航海も行くの?と聞くと
「え?何でですか?行きますよ!?」と不思議そうに答えてきました。
私としてはひと安心。ゆっくり休んでほしいと思います!
次は9時からの新規乗船希望者の面談へと移動。
漁業とは全く無縁の広島県出身の少年が、漁師になりたくてネット検索したところ
このブログを見つけ、船主協会に電話で乗船希望を申し出てくれたのです。
船頭や船主さんとの面談に加え、乗船予定の船の見学、そして出港風景を見てい頂こうと
気仙沼港を出港する日に気仙沼入りしていただいたのです。
近海マグロ漁船の寝室部分を見学です。
この扉を開けるとベットになっています。
ブリッジから甲板部を眺めます。
船頭との面談を終え、出港する船を見送ります。
少年は何を思いながら見つめているのでしょうか。
時間となり港を徐々に離れます。
出港したと思ったら、外洋とは反対方向に方向転換!?
大きく旋回し、またこちらに戻ってきます!
もう一度、見送りの皆さんに手を振ります!!
行ってきます!!!
いってらっしゃ〜〜い!!
こんな言葉のやり取りが聞こえてきそう
皆こちらに大きく手を振っています!
次の航海には乗船する予定です。
高校を辞め、漁船員になる決意をしたとのこと。
この強い決意を忘れず、しっかりと精進してほしいと思いますし
その決意をするだけの漁業界であるよう、しっかりとサポートしていきたいと思います。
2週間後には気仙沼入りし、乗船前の実技研修に入ります。
それは、この少年の人生が変わる瞬間に立ち会うという事。
心して挑みたいと思います。
皆さま、応援よろしくお願いします!
鳥のように
自由に空を飛びたいというのは勝手だけど
鳥が飛ぶ為に何万回翼を動かしているか
よく見てごらん
北野 武
自由を掴むという事は
それ相応の努力が必要となってくるという事です。
これから人生という大空に羽ばたく少年たちは体の小さな小鳥。
小さな小鳥はそれを補うために、目にもとまらぬ速さで翼を動かしている。
体が大きくなれば、羽ばたく回数は減るものの
一回一回が力強く、そして質の高いものが必要となる。
でも、傍から見れば、大空をゆったり自由に飛んでいるようにしか見えません。
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